国際勝共連合 機関紙 思想新聞は創刊56年 通巻1898号 (令和8年5月1日)
ポスト・マルクスの群像

~もう一つの共産主義を検証する~ 亡命で自由主義の底流と邂逅

【思想新聞2004年5月1日号】ポストマルクスの群像 8修正主義論争・2 エンゲルスの死後、早々と起こったドイツ社会民主党の内紛。それは、既に結党時からはらんでいたものと言えました。ベルンシュタインは結局、この論争の後、「マルクス主義」とい...
ポスト・マルクスの群像

~もう一つの共産主義を検証する~ エンゲルスの「遺言」と内紛

【思想新聞2004年4月15日号】ポストマルクスの群像 7修正主義論争・1 マルクス亡き後、「始祖」の遺志を受け継ぐカリスマ的存在として君臨したエンゲルスも遂に1895年に世を去ります。しかしそれは一つの時代の終わりであると同時に、マルクス...
ジェンダーフリー

~もう一つの共産主義を検証する~ 「愛の思想」が決定的に欠落

【思想新聞2004年4月1日号 ポスト・マルクスの群像6】エンゲルス・4 エンゲルスとフロイトを結びつけたのは、いわゆる「自然科学的方法論」と言えましたが、具体的にモデル体系となったのは、ダーウィニズムつまり、進化論(自然淘汰説)でした。し...
ジェンダーフリー

~もう一つの共産主義を検証する~ ダーウィニズムへの志向がフロイトと一致

思想新聞2004年3月15日号【ポストマルクスの群像】5■エンゲルス・3 ヘーゲル哲学とイギリス古典経済学を批判的に摂取した「哲学屋」「エコノミスト」であったマルクスに比べ、エンゲルスは「科学」を自らの「守備範囲」としました。そこでダーウィ...
ジェンダーフリー

~もう一つの共産主義を検証する~ 現代に示す影響と限界

思想新聞2004年3月1日号【ポストマルクスの群像】4エンゲルス・2 マルクスが米国の民俗学者モーガンの『古代社会』を読み込んで書き留めた「ノート」をもとにエンゲルスが完成させた『家族・私有財産・国家の起源』。しかし、その影響力はフェミニズ...
ジェンダーフリー

~もう一つの共産主義を検証する~ 家庭に階級闘争を煽る

思想新聞2004年2月15日号【ポストマルクスの群像】3■エンゲルス・1 本論稿もいよいよ「各論」部分に入ります。カール・マルクス(1818~83)が亡き後、マルクス主義勢力の首領となったのは自称「第二ヴァイオリン」こと盟友のフリードリヒ・...
ジェンダーフリー

~もう一つの共産主義を検証する~ 根底に存する怨恨感情

思想新聞2004年2月1日【シリーズ ポストマルクスの群像】・2プロローグ・後編 まず、前回提起した「21世紀の共産主義」ともいうべき「共産主義の新しいカタチ」は、そのターゲット(攻撃目標)を、国家・基幹部分ではなくして、それよりもっと根源...
ジェンダーフリー

~もう一つの共産主義を検証する~ マルクスとフロイトが合体 

思想新聞2004年1月15日号【ポスト・マルクスの群像】 1 マルクスが『共産党宣言』で「妖怪」と称した共産主義という「偶像」は、ベルリンの壁崩壊そしてソビエト帝国の終焉とともに潰え去ったかに見えました。確かに「受肉化した共産主義」と言える...
人間疎外論の克服 1~5

資本論 憎悪を駆り立てるために「原罪」を作り上げる

思想新聞2004年6月1日号】勝共理論 マルクス人間疎外論 10 マルクスは『資本論』において、資本と資本家についてこう定義づけました。 資本とは「自分を増殖する価値」であり、「胸に恋でも抱いているかのように『働き』はじめる活気づけられた怪...
人間疎外論の克服 1~5

私有財産制の廃止 暴力革命による資本主義の打倒を合理化

思想新聞2004年5月15日号 勝共理論 マルクス人間疎外論 9 1849年8月、英仏海峡を渡ってロンドンに亡命したマルクスは、48年革命の挫折を教訓に、何としても労働者を革命に駆り立て、資本主義を打倒する合理的な理由と正当な名分をうち立て...