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南北統一願い2000人が大結集 青少年健全育成活動軸に1周年

思想新聞10月1日号

世界平和連合神奈川県連合会1周年記念大会

大塚会長 「南北統一と日本の使命」を講演

 昨年9月5日の旗揚げから発足一周年を迎えた世界平和連合(FWP)神奈川県連合会はさる9月15日(敬老の日)、川崎市の川崎市教育文化会館大ホールにおいて一周年記念大会を開催した。当日は約2000人もの参加者が集い、「韓半島と南北統一と日本の使命」と題した大塚克己会長の記念講演などをはじめ熱心に耳を傾けていた。

 大会の開幕に先立ち、アトラクションとして無窮会による歌曲が披露された。司会の開会宣言に続き開会挨拶に立ったのは、神奈川県日華親善協会会長で元横浜市議会副議長の酒井麻雄氏。
 酒井会長は、「わが国の経済はわずかに曙光が射してきた。しかし安全保障の面からは周辺諸国の情勢を見ると楽観できない。確かに欧州では潰えた共産主義も、アジアではなお息づいている。アジアの共産主義がなくならなければ真の平和は訪れない。日本を軍国主義と牽制する中国自体も年毎に軍事費を増強する有様。こうした状況で自由と民主主義を守る陣営としては枕を高くして眠れないが、それを日本のわずかに心ある方々を除いて多くの政治家は平和ボケに罹っている。その意味で、こうした大会を通じ日本とアジアの平和のために尽力されている勝共連合と世界平和連合に感謝と敬意を表したい」と述べた。
 国歌斉唱の後、主催者代表としてFWP神奈川県連合会の高橋康二本部長が「この六月に南北首脳会談が実現し長らく緊張関係にあった韓半島にようやく統一の兆しが見えてきた。それを背後で強力にサポートしたのが、通常言われる現代グループではなくて、本連合の創設者、文鮮明先生であることがつい先日、韓国の有力誌『新東亜』に掲載された記事で如実に証されることになった。本連合会も昨年三百名で出発してから、青少年健全育成活動を中心として活発な運動を展開し各支部の役員と会員のみなさんの熱烈な努力で5千名まで拡大することができた。来年は五万名への拡大をめざし、アジアと日本の平和と未来のために共に邁進しよう」と力強く挨拶した。
 来賓紹介と祝電披露では、林田隆・FWP本部理事のほか、代理を含む地元国会議員や県議・市議はじめとした地方議員などが駆けつけた。また祝電も多数寄せられ、読み上げられた。
 引き続き、星勲理事により神奈川県連合会の活動報告がなされた。同連合会が特に力を入れている青少年健全育成法制定についての意見書が採択された自治体は、小田原市議会、厚木市議会と、川崎、戸塚と併せ四自治体となったことを報告、同法成立へ運動が着実に進展していることをうかがわせた。

 この後、メインスピーカーとして大塚克己会長が登壇。「韓半島南北統一と日本の使命」と題し記念講演を行った。
 大塚会長は初めに、世界の耳目が極東地域に集まっていると指摘、特に韓半島の首脳会談実現で南北統一への機運がかつてない高まりをみせる韓国・北朝鮮両国が、シドニー・オリンピックの開会式の入場行進で一緒に入場することの意義深い点を強調した。
 しかし、「統一された南北のイメージした旗を掲げて入場行進したとしても、すぐさま統一できるというわけでもない。韓国民の中には、50年前の韓国動乱で北朝鮮軍の犠牲となった人々の遺族がたくさんいる。そのことを思えば、絶対にその怨みは解けない。ある民団の方が、父が共産党に殺されたから北には絶対行きたくない、ともらしていた。北に比べてより豊かな韓国の人々が、恩讐を赦し《共に生きる》という気持ちにならない限り、経済や軍事も政治も具体的には動かないだろう」と解説し、それができるのはFWP創設者、文鮮明総裁の主唱する《恩讐をも愛する真の愛による統一の道》以外にないと力説。北当局により生命の危険にも晒された文総裁が91年の訪朝で金日成主席との会談を実現させ、統一に向け《真の愛の道》を身をもって示したことが、南北首脳会談への土台となった事実、それが韓国の月刊誌『新東亜』で改めて証されたと語った。
 最後に、会長は南北統一に関し日本の果たすべき役割にふれ、「日本の外交課題は、国連常任理事国入りと、ロシアとの北方領土問題、そして日朝交渉での拉致疑惑問題。脱亜入欧という古い観念から《親欧親亜》の時代を迎えるため韓国語や中国語を理解できる環境を日本は整えるべき。さらに民団と朝総連という在日の人々を、統一に向け交流できるよう日本の支援がぜひ必要だ。それを象徴するのが日本と韓半島を結ぶ日韓トンネル構想にほかならない」と強調し講演を終えた。
 厚木・相模原の両支部で支部長にそれぞれ橋﨑仙蔵、平松和夫両氏が委嘱された後、最後に、神奈川県連合会の早川利治理事が閉会に際し「大塚会長のすばらしい講演に、日本の使命を改めて痛感した。発足一年の県連合会だが、世界平和と日本の未来のため努力していきたい」と述べ、万歳三唱で記念大会を締めくくった。

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