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新千年紀の希望・韓半島統一

思想新聞 2000年5月15日号

世界平和と南北統一を拓く広島大会大塚会長講演 「転換期の一年」を指摘

記念講演で熱弁を振るう大塚会長

 4月29日(みどりの日)、快晴。世界平和の象徴・広島平和記念公園前のニッセイ・ピースホールに、400名の有志が集い熱気であふれかえった。去る4月10日にソウルとピョンヤンで同時に発表された韓半島南北首脳会談開催。新たな希望を胸に「世界平和と南北統一を拓く広島大会」が、大塚克己世界平和連合会長を迎え、合同支部総会と併せて開催された。

 開会宣言、国歌斉唱に続いて、杉山富之世界平和連合広島県連合会本部長が、「南北首脳会談を前にして、私たちは重大な歴史的立場にたっている。このことを知り、本日の大会の意義を知っていただきたい」と主催者を代表して挨拶。来賓として、「明日の教育を考える広島県民の会」の大亀正志会長、土井哲男広島市議会議員らが紹介され、さらに国会議員や多くの賛同者からの祝電が披露された。来賓の一人は「平和的南北統一が日本にとってもきわめて重要であり、世界平和連合の役割に大いに期待します」と激励の挨拶を述べ、国際的基盤をもつ本連合への期待を語った。
 記念講演に先立ち、支部総会が行われ、議長に認証された、森川久幸北支部長を中心に議事が進められた。初めに平成11年度事業、収支決算報告がなされ承認。さらに事務局より、平成12年度の運動方針、事業計画、予算案が提示され、満場一致で承認された。
 最後に結成以来4年目となる連合会の支部役員の改選がなされ、前監査役の木原健次氏(マニラ大学名誉教授)が顧問へ、新監査役として反田十郎(そりたじゅうろう)氏が発表され、承認された。

400人が集まる盛況ぶりだった広島大会(4月29日、広島市ニッセイ・ピースホール)

 女性知事誕生で女性時代の到来指摘

 この後、大塚会長が登壇、「ニューミレニアム(新千年紀)を拓こう」と題して記念講演が行われた。講演の中で会長は、まず来賓の諸先生方に感謝の意を表し、来る日本の総選挙だけではなく、世界では韓国総選挙、台湾の総統選挙、ロシアではプーチン新大統領の就任、さらに11月には米大統領選挙と世界的政治イベントが続き、今年は極めて重大な転換期としての一年となることを指摘するとともに、世代交代による未来図が描かれつつあることの予感を述べた。
 一方、先の大阪府知事選にも触れ、日本で初の女性知事の誕生をもって、女性が政治の表舞台に登壇する本格的な時の到来を指摘し、それは男性中心の激しい競争と対立の歴史から母性を中心とした平和と融和の時代へと転換する時の到来を意味していると語った。
 続いて文明史に触れ、「日本がどこに向かって行けばよいのか。それは、歴史の潮流、その本流にのって正しい方向へ進んでゆかなければならない」と語り、「これからは西洋志向を続けてきた方向から、韓半島・アジア大陸に目を向けてゆかねばならない。英語、フランス語などを話す政治家は多いが、韓国語、中国語を話せる人がいない」と述べ、21世紀に向かって準備すべき必須の要件を指摘した。
 韓半島の平和的統一の可能性が現実味を帯びてきた中で、これを推進してこられた、世界平和連合の創設者文鮮明総裁のこれまでの歩みを紹介。また、この状況下で、日本が新しい時代の担い手として、アジアと世界に責任を持つ歴史的使命を持っていると強調、高い次元に立って隣国と友好親善関係を深めていく必要があると訴えた。特にその中で世界を結ぶよき手段のひとつが日韓トンネルであると語った。

 被爆地広島から大会決議を採択

 さらに今日、大問題となっている家庭倫理、性・社会道徳の荒廃に言及。これらの諸問題に対しても、世界平和連合は、積極的に対処してゆかねばならないと指摘した。
 講演が終わり、花束贈呈、大会決議、事務局からの連絡の後、土井哲男市議会議員より、今後の世界平和連合の発展を祈念しての閉会の辞と、万歳三唱で締めくくった。会場は終始なごやかな雰囲気に包まれ、参加者は大塚会長の熱のこもった講演に聞き入っていた。
 さらに今回は、地元の大韓民国民団の方々の参加もあり、神主義・頭翼思想による真の世界平和実現を目指す、世界平和連合の責任と役割の重大さを改めて認識させられた大会となった。

大会決議文

 世界平和連合は、真の世界平和秩序構築を目指し、東西南北、各界各層の叡智を結集して、人類の悲願である世界平和実現に向け邁進していく。
 その礎となる韓半島の平和的統一を積極的に支援してゆくために、われわれは以下を決議する。

一、真の愛の精神で南北間の人的・文化的交流を積極的に進め、韓半島の平和的統一を支援する。
一、真の世界平和実現に向けて、頭翼思想による「価値観の共有」を推進してゆく。
一、世界初の被爆地広島として、核エネルギーの平和利用を支援する。

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