思想新聞1999年4月5日号 共産主義ウォッチング
不破共産党委員長
共産党の不破委員長は『新日本共産党宣言』のなかで、自衛隊を解消した後の「軍事力」について言及している。
それによれば、不破氏は日本が大規模な攻撃を受けた場合、「異常な事態が万が一にも進みはじめたら、緊急に軍事力をもつなどの対応策をとることが必要になる」と述べている。こうした事態は「多くの憲法学者のあいだで一致して認められている憲法解釈」という。
臨時の戦力とはまさか「警察官の持っている程度」(書記局長当時の発言)ではあるまい。我田引水的な抗弁もさることながら、政権獲得後は共産党軍の創設という思惑があるのか。
また同著によれば、当面やるべき改革には「天皇制廃止」は掲げていないが、「改革のもっと先の段階で『君主制の廃止』が問題になるという展望を書いている」と述べる。要するに、民主連合政権の樹立までは「容認」で支持層を広げ、共産政権獲得後は天皇制を打倒するというに過ぎない。
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共産党元最高幹部米に対日工作提案 米OSS秘密文書
世界日報3月23日付によれば、米中央情報局(CIA)の前身である戦略事務局(OSS)の秘密文書を入手し、日本共産党元最高幹部による米側への対日工作提案を明らかにした。
それによれば、1944年8月21日付のコリング、ステル両大尉が、上官のロバート・ホールOSS大佐に送った極秘文書は「日本共産党の最高幹部岡野(進=野坂氏の偽名)は、われわれのために工作員を満州、朝鮮、日本に派遣する意思がある。われわれはこれをアップル(というコード名で)呼ぶ」と報告している。


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