思想新聞 1999年3月25日号 救国救世全国躍進大会・詳報
憲法改正、危機管理体制の確立が急務
救国救世全国躍進大会では、来賓者ならびに役員・会員から世界平和連合・国際勝共連合の今後の活動に対する叱咤激励の言葉がかわされた。大塚克己会長はこれを受け、「故久保木修己会長が体現された“為に生きる”精神を以て、地域社会そしてアジア、世界の平和と安全に貢献しよう」と力強く訴えた。
愛国の志を結集して国難を乗り越えよう
東京・足立支部長 杉本 儀一
わが国は有史以来、数度にわたり大きな国難に見舞われてきた。すなわち、元冦、幕末、日露戦争、大東亜戦争などに際し、われわれの先祖は、国運を賭し命懸けでこれを乗り切ってきたのである。平成不況といわれる現在も、まさに過去の国難において勝るとも劣らないものとなっている。
その中でもとくに、共産党が急速に勢力を拡大してきており、憂慮に堪えない。故久保木前会長は早くより、今日の現状を憂いて国民に警告し、われわれを指導してこられた。
大塚新会長を迎えて、お集まりの皆さんの熱き愛国の志を結集し、さらなる救国運動に取り組んでいこう。

新会長の下に勝共の灯再び
前会長夫人挨拶 久保木 哲子
夫の生涯のすべては、勝共の活動に注がれてきました。それも皆様の支えがあればこそであり、全国各地で追悼集会を開いて下ったことに、心から感謝申し上げます。病床のなかにあっても、夫の憂国の情は衰えるどころか、ますます募るばかりでした。毎朝、服を用意してくれ、本部に行って会議をしなければならないから、などと申すのでした。このように、ふたたび皆様の前に参じることだけを願っていましたが、叶うことがなりませんでした。
一つの時代は終わりました。若き精鋭の大塚新会長にその使命は託されました。しかし日本を取り巻く情勢を眺めると、北朝鮮は着々とミサイル開発を進め、中国の軍事拡大を行っています。国内では「非核港湾条例」のような日米安保体制をゆるがす動きや、教育の荒廃は深刻です。
そのためにも大塚会長を中心に勝共の灯をもう一度燃え上がらせて、役員・会員の皆様が日本の未来のために活躍して下さることを念願してやみません。

憲法改正に向けて国民世論の形成を
元参議院議員 小林 正
占領体制を脱して、日本の歴史と文化、伝統に根差した国家建設をするための旗印が自主憲法の制定であった。その道程は険しいものであったが、ようやく国会で憲法論議の機運が高まってきた。国民運動の立場からこれを下支えしながら、改憲への国民世論を形成していくことがさらに必要ではないだろうか。
この憲法体制のために、社会の機能維持が困難であるという状況が起こっている。安全保障面においても、北朝鮮による弾道ミサイルの開発などが進み、周辺有事の危険性が高まっている。そのため、新ガイドライン法案の一刻も早い成立がまたれる。
また「家庭再建」が問われる中、現行憲法には社会の基本単位である「家族」の視点がまったくない。欧米諸国はもちろんのこと、中国においても明記されている。婚姻を定めた一条があるのみだ。したがって、現行憲法は「個」が中心のものとなっている。
さらに、「機会」の平等を「結果」の平等と取り違えるような教育は望ましくない。優秀な研究者の流出が取り沙汰されるように、国際競争力の減退は危機的状況にある。「公教育は国民を育てるする場」であることを再認識すべきである。

久保木前会長と名も風貌も酷似
東京・世田谷総支部長 高橋 正二
大塚克己会長は学生時代から勝共運動に携わってこられ、昨年10月、故久保木修己会長の信任の下に世界平和連合・国際勝共連合の副会長に就任され、このたび新会長となられたが、まさに久保木前会長の「秘蔵」の人であったといえよう。
私の感ずるところ、新会長と前会長は名前もさることながら、久保木前会長の面影と新会長の風貌もよく似ていらっしゃる。しかも烈々たる愛国の闘士であり、とくに共産主義思想根絶の先頭に立つ、その情熱と実行力からも救国運動を牽引していく後継者にふさわしい方ではないか。本日は新会長の講演を拝聴して、日本の平和と安全を守る運動を広げていこう。
万歳三唱
埼玉・与野支部長 清水 理三郎
今日の大会を意義あるものとするためにも、全国各地で役員・会員皆さんの活躍を期待する。救国救世全国躍進大会、万歳! 万歳! 万歳!
なごやかに懇親パーティー
第2部の懇親パーティーは、鈴木康史・東京北区支部長の「21世紀の希望を大塚新会長につなげるしかない。ありったけの力で支援しよう」との乾杯の音頭で始まり、大塚会長を囲んで和やかに歓談が行われた。
在日大韓民国民団中央本部副団長
金 容 雨

救国救世全国大会の成功をお喜び申し上げる。勝共運動は日本のみならず、韓国でも重要な位置を占めてきた。私は勝共連合とは縁も古く、1971年には民団の130名とともに勝共理論の研修を行ってきた。世界的には共産主義の勢いは低下してきているが、私たちの祖国は南北に分断されたままである。大塚新会長を中心に一層の発展を祈念するとともに、アジアの平和と安全の実現へ活躍を期待する。
全国教育問題協議会常務理事
山 本 豊

大塚会長の講演の内容は、まさに日本人が忘れてかけていることを指摘していた。山と山には出会いがないが、人と人には出会いがある。21世紀の日本を一体どうするのか、真剣に考えるときだ。力と心を合わせ、日本再建に向けてともに立ち上がろう。
香川観音時支部長
久保 寿夫
世界の人々は顔もことばも違うけれども、平和を願う心は同じ。そこで日本がどのような役割を果たせるかを新会長の講演で学ばせていただいた。この内容を指針とし、地域社会から運動の輪を拡大していこう。


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