思想新聞2001年12月1日 【運動】
クライン孝子女史が講演
ドイツの拉致問題語る
「北朝鮮に拉致された日本人を救うための全国協議会」(佐藤勝巳会長、「救う会」と略)はさる11月22日、東京・港区芝の友愛会館において「救う会」関東協議会学習会を開催した。『もどかしい親と歯がゆい若者の国・日本』などの著書で知られる評論家のクライン孝子女史が「西独はどう拉致被害者を取り返したか」と題し講演を行った=写真。
学習会には約70人が参加し、講演に先立ち拉致されたと見られる横田めぐみさんの母・早紀江さんが訪米報告。
講演の中でクライン女史は、ドイツの場合、日本とは比較にならないほど、テロや拉致などの問題に対し、マスコミも政府もシビアと強調。「ドイツはワイドショー的な内容があれば断固として拒絶する国民性。皮相的なヒューマニズムが支配する日本があまりに情けない。ドイツはキレイ事を排しカネやモノ、あらゆる手段を講じ拉致者を救出、幸い一人も死亡者を出していない」と紹介した。また「日本に致命的なのはCIAのような情報機関がないこと。外国にやられ放題だが、欧米はしっかりしている。ドイツも敗戦で武装解除しても、情報機関は残す取引を行ったほど」と日本政府のシステムの欠陥を指摘した。
講演の後質疑応答が行われ、続いて佐藤会長が最近の情勢として朝銀破綻問題を報告した。


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