思想新聞 令和8年3月15日号 主張
東京高裁が世界平和統一家庭連合(旧統一教会) に対する解散を命じた東京地裁決定を支持し教団の即時抗告を棄却したことを受け、左翼・共産勢力は国際勝共連合と関わりを持っていた政治家を追及する策動を強めている。これは正当かつ合法的な政治活動への弾圧であり、宗教弾圧・言論弾圧を旨としてきた共産主義の正体を露わにする違憲行為と言わざるを得ない。共産主義を撲滅し日本を守ることを使命とする本連合には一点の曇りもない。左翼共産勢力に我々は告ぐ。言いたいことがあるなら政治家ではなく、堂々と本連合に物を言え、と。
本連合は安倍晋三元首相銃撃事件から丸3年経った2025年7月、その命日に合わせて『勝共連合かく闘えり 半世紀の歩みとこれかかっこ』(全363頁 世界日報社刊) を緊急出版し、創設以来の愛国勝共運動の全貌を包み隠さず明らかにしている。
救国連帯は当然本連合の使命だ
言うまでもなく本連合は政治資金規制法に基づく政治団体であり、同法に則って憲法が保障する思想・言論・政治活動を展開してきたのである。
批判される謂れはどこにも存在しない。その主義・主張は「勝共」すなわち「共産主義から人類を解放する」ことである。 すなわち共産主義の撲滅・解放に向けた思想啓蒙を主な使命とし、1968年に旧統一教会創設者である文鮮明師の提唱で笹川良一氏を名誉総裁、 久保木修己氏を会長に創立された。当時、共産主義は大学界、マスコミ界、労働界など各界に浸透し 「70年安保決戦」を呼号していた。本連合は学生・ 青年会員を中心に、「共産主義は間違っている」と大学内、街頭において果敢に思想戦を展開し、共産主義の正体を暴いた。
爾来、日本共産党は 「狂信とデマの勝共連合」 と中傷し続けている。今日に至るまで我々は一貫して彼らの誤謬を知らしめており、それで共産主義勢力、具体的に言えば共産党と旧社会党系、その指令で動かされている弁護士団体、護憲学者、さらに朝日新聞などの左翼オールドメディアから蛇蝎の如く嫌われ、あらぬ批判を浴びてきたのである。それは我々にとって栄誉なことであり、日本社会の共産勢力をあぶりだすリトマス紙の役割も果たしてきたと自負するものである。
本連合が連合と名乗るのは多くの団体、人士と連合して共産主義と戦うためである。戦後、西ドイツは「戦う民主主義」 を標榜し共産主義と対峙したが、それは自由と民主主義を守護するためであった。わが国では「戦う民主主義」として保守政党は少なからず共産主義と戦ってきたことを想起すべきである。
自民党は立党宣言において「議会政治の大道を歩み、暴力と破壊、革命と独裁を政治手段とするすべての勢力または思想を排撃し、個人の自由と人格の尊厳を社会秩序の基本条件となす」とし、野党では民社党(当時) が「左右の全体主義と戦う」とし主に労働界で共産主義と戦ってきた。愛国団体・有志も各界各分野、地域で奮闘してきたのである。こうした人士と連帯・連携して戦うのは当然のことだろう。
我々は第2次中曽根康弘政権下の1986年総選挙で志を同じくする立候補者を支援し、勝共推進議員130人を当選せしめた。その議員名は本紙・同年7月20日付で隠さず明らかにしているところである。本連合と縁がなかった政治家は少なからず共産・容共及び親中国・親北朝鮮系であったことを指摘しておかねばならない。
今国会で自民党議員に対して本連合との関わりを追及している中道改革連合の議員もその類いと断じてよい。彼らは等しく改憲反対、スパイ防止法反対、防衛費増反対、 武器輸出反対、女性・女系天皇推進、夫婦別姓賛成、LGBT推進、トランプ米大統領嫌いで中国と仲良くといった「左翼呪文」を唱えている。早稲田夕季議員はその典型である。それは「亡国の徒」であり、従えば間違いなく奈落の底に沈む。 それを国民に知らしめ、 駆逐しなければならない。 幸いにも今総選挙では護憲左翼勢力・ ことに共産党は泡沫政党へと成り下がった。中革連は「共産党崩れ」の左翼議員を内包しているが、それも少数勢力に落ちた。心ある政治家は彼らの国会攪乱工作を退け、堂々と保守政策を推進していくべきである。
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国の根本的土台を固め直す時が来た
第一に憲法改正を早急に実現しなければならい。現行憲法は欠陥だらけで新憲法の制定が不可欠だが、火急を要するのは「平和呪文9条」の改正だ。第二にスパイ防法制定を始めとするイテリジェンス機能の強化である。邪悪な国は直接的な軍事的侵略を行う前にスパイ工作や思想工作など複合的な戦略(間接侵略と呼ぶ)を行使する。これを防がねば国民を守れない。第三に国家溶解を目論む文化共産主義の策動を封じることだ。天皇の女性・女系容認や夫婦別姓、同性婚は断じ許してはならない。
わが国の根本的基盤を固め直さねばならないその時が到来した。救国の施策実現へ我々は今も心ある人々と連携し果敢に勝共運動を推進すことを改めて誓う。


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