思想新聞2001年8月15日号 1面
日韓米の結束からアジア新文明の創建を
小山田新共同議長・会長就任メッセージ
「21世紀、世界と日本の方向性」

世界平和超宗教超国家連合(IIFWP)、世界平和連合(FWP)は、去る8月7日、東京・千代田区のホテルニューオータニ鶴の間において、小山田秀生新共同議長・新会長「就任の集い」を開催した。宗教界、政界、学界、言論界などから、およそ700名が参加した。
この度の異動に関しては、すでに各方面に通知(思想新聞7月1日号掲載など)されたが、各界各層の有識者への報告と今後一層の飛躍を期して開催されたものである。

まず、主催者を代表してIIFWP共同議長の菅原喜重郎・衆議院議員が挨拶し「IIFWPの創設からちょうど一年。この間、大塚前共同議長とともに平和文化の建設や文明間の対話と協調をテーマとして、国内外で活動を展開してきた。世界平和実現のためには、政治家が民間とりわけ宗教者と協力して取り組むべきであるという私の信念と一致するものであった。この間の大塚前共同議長の活躍はめざましく、世界に誇れる日本人の一人である。

それゆえに世界が求めている人材である。今後の世界と日本の為に一層の活躍を祈念する」と述べた。さらに「小山田共同議長は、以前から存じ上げているが、極めて深い、それも実践的哲学・思想の持ち主である。北米、南米を中心に活動してこられて、グローバルな視野を身につけておられる。今の日本にとって最も必要な指導者である。ともに頑張りたい」と語った。
来賓の挨拶に続き、祝電披露。さらに菊谷清一・IIFWP事務総長により、創設以来今日までの活動内容と、この度の異動の経緯が報告された。その後、離任の挨拶としてIIFWP、FWPの大塚克己前共同議長、前会長が登壇。「これまでの活動を通じ一定の成果をあげることができたのは、非力なものを支えていただいた皆様があればこそであった。衷心より感謝したい。我々が目指す真の平和実現のためには、地球規模の諸問題である宗教・民族、食料・環境問題などを克服しなければならない。昨年8月より国連を舞台する活動を強化することとなったのはそのためである。その任の担当をと、IIFWP、FWPの世界本部よりの要請があり、快諾した。今後南米・ブラジルや国連を舞台に活動して、将来の日本の為に役立てたい」と語った。
引き続き、小山田新共同議長・会長が就任のスピーチを行った。同会長は、20世紀を総括しながら「戦争や紛争、科学技術の弊害、精神荒廃による倫理・道徳の退廃など、負の課題を克服し、真の世界平和を実現するために創設されたのがIIFWP、FWPである。

そのためには宗教界、思想界が団結して精神復興を進め、政界との協力のもと、これまでのあり方を総点検、総反省しなければならない。そして一人一人が新しく生まれ変わらなければならない」と語った。「脱皮しない蛇は死んでしまう。脱皮して新しい生き方を模索し、歴史の方向性、天運、天命と一致するのが今後の課題である」と延べ、その為には「第一に神を知ること、そして人間は永生する存在であることを知らなければならない。
第二に天運はイエス・キリスト、釈迦、孔子、マホメットのような具体的な人間を通じてくる。その意味で、文鮮明総裁の理念と実績・基盤をよく理解してほしい」と語った。さらに同会長は、文鮮明総裁の理念は「為に生きる愛、怨讐を愛せ」に集約され、すべての対立、衝突の壁を越える実践をうながしているのであり、真の世界平和は真の愛の実践なしには実現しないと訴えた。

つづいて「世界史における文明の移動に注目することが天運を知ることに通じる」と指摘し「文明は半島、島国、大陸を循環的に変遷しながら動いてきた。イタリア半島と地中海を代表するギリシャの激しい出合いから1000年の地中海文明が、リベリア半島とイギリスの出会いによって、さらに1000年の文明が形成されアメリカ大陸に定着。今日はアジア大陸を代表する韓半島と、太平洋を代表する日本が激しく出会うことによって21世紀のアジア・太平洋文明が生まれる」と語った。「課題はアメリカ、日本、韓国がそれぞれ精神的復興をなし、結束して韓半島の平和的統一に向かうこと。その為には日本は世界的意識に転換しなければならない。文鮮明総裁が提示されている神主義・頭翼思想が必要である」と述べた。「日本の課題は精神復興運動により天運に一致した世界に尽くす母の国となること。国内的には青少年を健全に育成する法的整備が喫緊の課題である」と強調して締めくくった。
就任のスピーチに続いて新旧両共同議長・会長への花束が贈呈され、会食・懇談をへて盛会の内に「集い」を終了した。


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