国際勝共連合 機関紙 思想新聞は創刊56年 通巻1896号 (令和8年4月1日)

日本の再生で真の世界平和へ 救国救世全国総決起大会を開催 全国から1千人が大結集

【思想新聞2004年4月1日号 1面TOP】

 「家庭」をめぐる共産主義勢力との攻防を制し、憲法改正で日本が国際貢献・道義国家となることで、国連の刷新を促し真の世界平和をもたらそう――。本連合・世界平和連合(FWP)主催の「救国救世全国役員総決起大会」が3月22日、東京・千代田区の日本海運倶楽部で、全国の役員・会員ら約一千人が結集して盛大に開催された。大会には国会議員や有識者らも多数詰めかけ、中でも中曽根康弘元首相を招いての記念講演「21世紀 日本の行くべき道」を第一部、第二部の役員総会、続いての懇親会と三部構成の盛り沢山の大会となった。第二部では日韓米結束のもと国連改革と南北統一、ジェンダーフリーなど共産主義一掃、有事立法・スパイ防止法制定、家庭強化・青少年健全育成などを大会決議として採択し、勝共・世界平和運動の新たなスタートを切った。

中曽根元首相が記念講演

 大会には全国から役員・会員らが参加し、会場は開会と同時に立錐の余地なく埋め尽くされ、200人近くが立ち見となる大盛況ぶりだった。
 第一部は渡辺芳雄事務総長の司会により開会宣言。国歌斉唱の後、小山田秀生・本連合会長が主催者挨拶に立ち、「本日は国際勝共連合36周年の記念大会。本連合は、冷戦時代において、いかに国際共産主義の赤化革命から日本を守り、日本の文化と伝統を守るという愛国救世の運動として展開してきた。またFWPは、共産主義が終焉してから、思想及び宗教としての共産主義を克服するために設立。だが現在、変形共産主義と言うべきものは、家庭、特に女性と子供たちに対して、性解放教育を施して家庭崩壊や少子社会の道を画策・助長させている。特に家庭崩壊など極めて深刻な問題となっており、まさに家庭と教育の危機だ。だから日本再建のカギは、いかに健全な家庭を確立するかにかかっている」と強調。
 小山田会長はまた、「文明を歴史的に見ると、半島文明が島国とが一つになった時に、新しい文明が誕生してきた。アジア太平洋時代とされる21世紀は、大陸を代表する韓半島と、太平洋を代表する日本が一つになった時に、新しい21世紀を代表するアジア太平洋文明が生まれる、日本はそれをつくりあげる旗手とならねばならない」と提言した。
 来賓紹介と挨拶の後、中曽根康弘元首相が登壇、「21世紀 日本の行くべき道」と題して40分にわたり講演を行った。
 中曽根元首相は、「日本の歴史はほぼ半世紀ごとに動いてきた。憲法をつくった明治・昭和に続く、第三の維新期に当たる現在、平成憲法をつくらなければならない」と改憲の意義を強調。
 また、自衛隊のイラク派遣などの小泉政権の安保政策を評価しつつも、イラクの主権委譲に際し、日本は「米国と仏独露三カ国と国連を参加させる重要な仲介役の使命がある」と提言した。
 さらに中曽根氏は「EU(欧州連合)に匹敵する東アジア共同体の実現を日韓中三カ国とASEAN十カ国でめざすべきだ。そのイニシアチブを日本が取ることが肝要だ」と述べた。
 最後に、政治家は「自己を超えた偉大な存在に常に頭を下げていることが重要だ」と、宗教性が風格に顕れるとし講演を締めくくった。
 満場の拍手の中、花束が贈呈された。

  宗教和解で国連刷新を

 第二部の役員総会は、増渕博・組織局長が司会を務めた。総会の開会にあたり明治薬科大元理事長の高橋正二・本部理事が「ジェンダーフリーは家庭を破壊し国家を滅ぼすことを目論んでいるゆえ、絶対に蔓延させてはならない」と挨拶。
 続く活動報告では渡辺事務総長が「国連の根本的刷新の要諦は、諸宗教の調和と和解の場を創ることにある」と述べ、「日本国憲法は、国家・社会の基本が家庭にあると明言されない世界でも極めて特異な憲法。だから家庭条項を憲法に盛り込まなければならない」と力強くアピールした。
 次に功労者表彰に移り、FWP会員と平和基金の拡大で貢献した愛知県連合会、桑名市など過激なジェンダーフリー条例の改正運動を展開した三重県連合会、福岡市などジェンダーフリー条例制定の阻止運動を果敢に行った福岡県連合会がそれぞれ表彰を受けた。FWP愛知の浅見法子・名古屋婦人部長、FWP三重の飯田和巳・桑名市議、FWP福岡の佐々木晴一・中間市議らに小山田会長から表彰状と記念品が手渡された。
 三連合会のうち、代表して福岡・中間の佐々木市議が福岡市議会における男女共同参画条例の取り組みと日韓トンネル建設促進運動についての取り組みを報告。
 この後、FWP東京の片山勲理事により大会決議文――①日韓米の結束で国連改革と南北統一実現②ジェンダーフリー等の共産主義を一掃し③憲法・教育基本法の改正と青少年健全育成基本法制定④有事関連法、スパイ防止法を制定――が読みあげられ満場の拍手で採択された。
 閉会に際し井上辰巳・FWP栃木県連合会議長が「来年もまた盛会に大会が開かれるよう一層の努力で活動を展開しよう」と挨拶。小町幹夫・元立川市議会議長による万歳三唱で総会は力強く締めくくられた。
 この後、約300人が参加して懇親会が開かれた。来賓の今井久夫・日本評論家協会理事長が開会の挨拶を述べ、小林正・元参院議員が「ジェンダーフリーなどの攻撃が家族崩壊を目的とすることを大会で確認できた。根底からそれを粉砕していく闘いを一歩一歩進めていこう」と決意を披瀝して乾杯の音頭をとった。全国の役員らは懇親のひと時を過ごし、稲森一郎・本連合副会長による中締めで締めくくり、今年度の新たなスタートを切った。 

コメント

タイトルとURLをコピーしました