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大陸交流の地から国民運動の出発を 新潟県連合会

思想新聞2003年4月15日号【活動・新潟】

役員総会に250人が結集
小山田会長が日本の使命を強調

 混迷を深める世界とアジア、わが国に明確な指針を提示しようと、世界平和連合(FWP)新潟県連合会役員総会が3月23日、新潟市内の新潟グランドホテルで開催され約250人が参加した。総会では小山田秀生FWP会長が「変革期の世界と日本の役割」と題して記念講演を行った。

開会にあたり、細山隆朋・長岡支部長(長岡市議)が、「世界が平和にならなければならないと運動を展開してきたが、米国とイラクの戦争という悲劇が起きた。一刻も早く戦争を終結させ平和な世界を取り戻さなければならない」と挨拶した。
 国歌斉唱に続いて、来賓の渡辺惇夫県議、若林国昭新潟市議、長谷川道郎前参院議員、幸田芳彦氏(公認会計士)が紹介された。
 来賓を代表して長谷川氏が「最近訪米して感じるのは、米社会が9・11テロ以来、ガラリと変わったことだ。若者はじめ伝統への回帰が見られる。そこに米国の強さがある。同様に、皆さまの組織は伝統や原則に基いた強さがある。ますます前進していただきたい」と激励した。
 祝電披露に続き、御子貝二光男本部長が活動報告と運動方針を発表。

新潟全県下から250人が結集してのFWP新潟県連合会の役員総会では、小山田会長が特別講演を行った(3月23日、新潟グランドホテル=新潟市)

 記念講演に移り、小山田会長が登壇した。小山田会長はまず、イラク戦争について、「米国は民主主義、市場原理、信仰の自由という三つの原則に基いて行動する。サダム・フセインはテロのルーツだが、この政権を育てたのは米国だ。自分でまいた種は自分で刈り取らなければならない運命にある」と述べた。
 また、中東問題の本質にはユダヤ教、イスラム教、キリスト教というルーツを同じくする宗教間の確執があると解説した。従って、「武力によっては和解は不可能であり、自爆テロなど死をおそれない者には、力ではなく、『敵を愛する』という死を超えたイエス・キリストの発想でなければ解決できない」と語り、 「そのためには宗教界が団結して、人種と宗教の壁を超えるしかない。戦争が長引いたら、世界は大混乱する。早く終わらせなければならない」と訴えた。
 次に韓半島問題についてふれ、「米国は北朝鮮から直接の被害を受けていない。しかし、同盟国である日本、韓国が深くかかわっている。米国はイラクと北朝鮮を同時に攻撃はできない。北朝鮮の主体思想は金日成・金正日父子を崇拝し、首領様のためには命を失っても構わないとするものだ。北朝鮮の最終目標は南北総選挙だ。その時、韓国国内で北のスパイが暗躍する。思想的に対備しなければならない」と警告した。
 日本国内の問題では「教育基本法改正では宗教的情操教育に触れていない。宗教を信じない自由などと、共産主義国家の憲法に類する内容がある。性差をなくすジェンダーフリーや男女共同参画を強調しているが、既にスウェーデンで競争や区別を廃した結果、社会の活力を失った教訓がある。日本の国家戦略がはっきりしない限り、教育基本法の内容は定まらない」と苦言を呈した。
 日本の役割として、「21世紀は真の平和の時代、アジア太平洋の時代だ。もし韓半島が平和統一されなければ、パレスチナ問題のように報復合戦になる。日本は国内の民団、朝鮮総連をまとめて南北統一に寄与する責任と使命がある」と明言した。
 さらに、国連は国益を中心としていては限界があり、各宗教による上院を設けることで、地球規模の問題に対処できるようになると提言している文鮮明FWP総裁の理念を紹介した。
 小山田会長は「新潟はかつて大陸との交流の拠点だった。これからは共産主義の本質は何かを見抜き、国家戦略を持ちつつ、道徳的家庭的価値を中心として、南北統一に向けて、米国にアドバイスしていくことが重要であり、足元のジェンダーフリー、男女共同参画という左翼の戦略を見抜いて、本来あるべき出発をしていただきたい」と結んだ。
 小山田会長に花束が贈呈された。引き続き、新役員の発表があり、小山田会長より能田一則新本部長、渡辺惇夫副議長、竹中章晃副本部長に委嘱状が授与された。
 能田新本部長によって「日韓米の結束で東アジアの平和を確立しよう」などの大会決議案が読み上げられ、満場の拍手で採択された。
 久田義雄・上越支部長の音頭で万歳三唱して閉会した。

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