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政治的経綸と宗教的知恵の糾合めざし 国連に宗教機構設置を提唱

思想新聞 1999年2月15日号

ソウル 世界文化体育大典を開催 ヘイグ元米国務長官ら185ヵ国・900人集う「超宗教超国家連合」を創設

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「世界平和超宗教超国家連合」の創設を宣言した’99世界文化体育大典(2月6日 同連合設立総会にて=ソウル、ロッテ・ホテル)

「家庭倫理と世界平和」をテーマに、21世紀の新しい平和世界実現を目指す世界文化体育大典(WCSF)が2月4日から4日間にわたって、韓国ソウル市内で開かれた。世界平和連合が参加した国際会議には、ヘイグ米元国務長官をはじめ世界185カ国から国家指導者900人が参加。「世界平和超宗教超国家連合」を創設し、国連に宗教機構設置を提唱した。

 文鮮明総裁が基調演説

 世界文化体育大典は、文鮮明・世界平和連合総裁が1988年、平和世界実現のためには人間の精神世界を統合した文化的進歩が必要であるとして提唱した「文化オリンピック」。92年、95年のソウル大会、97年ワシントン大会、98年ニューヨーク大会に続いて、今回は5回目となった。
 ロッテ・ホテルで4日に行われた大典の開会晩餐会には、アレクサンダー・ヘイグ元米国務長官の紹介で文総裁が登壇した。文総裁は、「新しい千年期を間近にした人類は、平和と繁栄のために愛の文化、心情文化世界を指向すべきだ。個人の道徳的生活の基準や家庭、あるいは社会の倫理基準が絶対価値を中心として確立するためには、正しい世界観と宇宙観が定立されなければならない」と語った。

 「家庭倫理と世界平和」を討議

 5日から行われた国際会議では、全体会議と分科会議が開かれた。このうち、全体会議ではアルバート・レイノルズ元アイルランド首相、ヘイグ元米国務長官、アーノルド・ボルシュグラーブ米UPI通信社社長らがスピーチ。
 また分科会議では、「21世紀家庭に権限を付与する新しい経済パラダイム」「平和創造者としての女性」「家庭、性格、指導力 ― 言論における道徳性」「家庭と世界平和 ― 分科交流」「21世紀青年と世界平和」「家庭と超教派的理想」「今日の世界における社会倫理」などの会議が開かれ、「家庭倫理と世界平和」をメインテーマにそれぞれ活発な討議が行われた。
 6日には「世界平和超宗教超国家連合」(IIFWP)の創設大会が行われ、185カ国から国家指導者900人余りが参加した。
 大会の基調演説を行った文鮮明総裁は冒頭、「世界平和理想に貢献する国際組織は、世界の偉大な宗教的伝統との関係を再検討すべき時がきた」ことを指摘した。
 さらに、「体と外的な世界を代表する政治家や外交官の経倫と実践だけでなく、心と内的な世界を代表する世界宗教指導者の知恵と努力が合わさってこそ、完全な平和世界を実現しうる」として、国家代表からなる既存の国連を各国の利益を代弁する下院とし、著名な宗教指導者と文化界、教育界など精神世界の指導者たちによって宗教議会、あるいは上院を構成する「両院制」の形態を提示した。

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