思想新聞2002年2月1日【活動】
【FWP高知県連合会設立大会】
憂国に燃え500人が大結集
さる1月20日、高知市内の「高知県立県民文化ホール」で、「世界平和と日本の未来を拓く高知大会」(主催=世界平和連合高知県連合会設立準備委員会)が開かれた。同大会をもって、世界平和連合(FWP)高知県連合会が正式に発足した。国会議員を含む地元政治家・有識者をはじめ約5百人が会場を埋め、小山田秀生FWP会長を迎えての記念講演が設立を記念する大会に花を添えた。 初めにFWP紹介ビデオ「世界平和への道」(新バージョン)が上映され、国歌斉唱の後、主催者を代表して同県連合会設立準備会の大牧本部長が「高知は閉塞した日本を憂い世界に視野を向けた坂本龍馬のような偉人を輩出した地。この度発足するFWP高知県連合会の活動を通して、混迷する世界を平和へと導いていく運動をこの高知から巻き起こそう」と主催者を代表し述べた。 続いて来賓の紹介と挨拶がなされた。
ある国会議員は「ウィルソンの提唱した国際連盟は理想的空想的平和主義で失敗した。一切の軍事同盟を排しても現実にそぐわない。時代と現実に即した対応を、国は行うべきだ。またFWPの提唱する神主義と利他主義というのは日本にも古き良き伝統に通じる。共に学び世界平和に参画していこう」と挨拶。また別の議員は「21世紀は災害の世紀。テロや不審船問題など危機管理が重要になる。また外国への支援も金だけではなく人材教育などの相手の立場に立った援助が近隣諸国との秩序ある関係を築く」とのメッセージを託した。地元県会議員は「教員の資質の問題が問われる時代。教育の再興が急務」と語った。引き続き、各界から寄せられた祝電が披露された。
続いて小山田会長が「21世紀 世界と日本のゆくべき道」と題して記念講演。小山田会長は最初に、夫人が高知出身であることから、当地への親近感を吐露した上で「21世紀を展望するには、まず20世紀を振り返ること。20世紀の総括をすれば三つの特徴と二つの謎がある」として本題に移った。「第一に戦争の世紀であったこと。二度の大戦とその後の冷戦、さらに宗教・民族紛争と続いた。従来の戦争概念を超えた昨年9月の米テロ事件の解決は、テロリストとイスラム世界とを明確に分離せねば解決できない。第二は科学技術の顕著な発展。プラスだけでなくマイナス面もあり、それを使う人間の価値観が問題。環境問題に積極的に取り組むべきゆえんだ。第三は伝統的価値観の崩壊で、とりわけ日本人の精神的退廃は著しい。だからこそ、国家百年の大計としての教育に責任を持たなければならない」と強調した。 さらに「二つの謎」について言及し、「一つは共産主義の急速な拡大と70年を経ての急速な滅亡。だが民主主義の勝利を意味しない。動機と方法論が間違っていた共産主義の自壊現象だ。体制としての共産主義は終焉したが、思想・宗教としての共産主義はいまだ存在する。この共産主義は、家庭の破壊、青少年の破壊を目指すもので、性解放理論を筆頭とする変形共産主義だ。二番目は、なぜ、敗戦国だった日本とドイツが戦後奇跡的復興を遂げ、勝ったはずの英仏が衰退したかということ。この謎の背景には、人間の目に見えぬ、天運・天道があると言える。FWP設立の目的は、国、世界と天運を一致させようとする運動。この天運をつかむ法則が実はある。それは他者の為に生きるということと、怨讐を愛すること。それを実践されてきたのが文鮮明FWP総裁だ」としてFWPの運動を紹介。 そして「為に生きるのが天運にかなう道だから、天運の中心は家庭にある。家庭こそ宇宙の根本で、天運と一致する基盤がある。ゆえに家庭の価値をもう一度見直すことこそ、日本と世界が天運を引き寄せる秘訣だ」と強調した。 最後に会長は、日本が世界に対して果たすべき使命として、【1】民団と総連を一つにする【2】無神論的世俗的人本主義、利己主義の克服【3】道徳的先進国として世界に手本を示すこと――を挙げて講演を締めくくった。 講演後、平和大使の任命が行われ、代表して九人に小山田会長より任命状が手渡された。最後に、梶山理事による閉会の挨拶と万歳三唱で設立大会を閉じた。


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