思想新聞2002年6月1日【ワシントン・タイムズ創設者メッセージ】
文 鮮明 世界平和連合総裁
ワシントン・タイムズ紙の創刊20周年をお祝いするのは、私にとってとりわけ喜ばしいことです。天の指示に応え、1982年5月に創刊を最終決定した経緯は、今でも新鮮な記憶として心に残っています。
当時は、共産主義が荒波のように世界を押し流そうとしていました。米国でさえ、それに対処する有効な手段を持っていませんでした。民主主義世界の最後の砦であり、また「第二イスラエル」としての米国を守らなければならないという天のみ旨に従いました。
私が米国に来て、すでに30年以上が経ちました。私は82歳になり、故国に帰る時が近づいたと感じます。この国を去る前に、私は米国と全人類に、神と霊界の実相をお伝えしたいと思います。
イエスの十字架の摂理(イエスと右左の強盗、バラバ)が歴史の種をまいたのです。最初に現れたのは右翼世界と左翼世界、すなわち民主主義圏と共産主義圏で、これは「右の強盗」型と「左の強盗」型を表しています。その次にイスラム、つまりバラバ型が現れました。バラバはイエスゆえに福を受けたことで、イスラムはキリスト教への抵抗勢力として出現しました。
イエスが十字架にかけられ、右側の男とともに死にました。その男は強盗であったばかりでなく、殺人者でもありました。右の強盗自身も死が近かったのですが、それでもイエスを擁護しました。人類歴史において、誰がイエスの味方をしたでしょうか。それは、右の強盗たった一人でした。死に際し、彼は死を超えて、すべての希望をイエスに託したのでした。もし右の強盗がいなかったなら、イエスは復活して地上の摂理を再開することができなかったということを知らなければなりません。
今日までキリスト教は、地上と霊界における天国を追い求めることができないでいます。今日の世界的キリスト教は第二イスラエルの立場にありますが、これは霊的な国家です。第二イスラエル圏内は霊的土台のみがあって、実体的な基盤はないのです。キリスト教は神の本来のみ旨を成就できなかったからです。
私はここに一つの宣言をしたいと思います。十字架は神の勝利ではなく、サタンの勝利でした。当時の既成宗教の指導者にとって、イエスは異端者でした。また国家にとっては、律法の破壊者でした。彼自身の氏族が彼を拒否し、家から追い出しました。洗礼ヨハネのグループも彼を否定しました。それで彼は荒野に出ましたが、サタンが彼の後を追いました。それだけではありません。やがて国全体が、十字架上の死への道に彼を追いやったのです。
皆さんは、イエスの復活だけでは、天地における神のみ旨は全うされないことを理解しておられるでしょう。そのため神は、新たな契約を打ち立て、それを通じみ旨を一つにする摂理をなさるのです。
また日本は今日、神の非常な祝福を受けておりますが、経済が厳しくなり、心配で深刻な状態です。日本がなすべきこととして、敵視してきた中国、ロシア、北朝鮮に対し、神の立場(敵そして怨讐を愛する立場)で愛していかなければなりません。
ワシントン・タイムズは、これまで特に日米関係の強化について積極的な論陣を張ってきました。神の摂理の重要な国として日本の使命をぜひ自覚していただきたい。私が米国を中心として、これまで日米関係、日韓米の強化という内容を今までワシントン・タイムズを中心に提示してきました。
その基盤の上に今度はそれをアジア全域に広げていかねばならない、それが私たちの使命です。
世界が一つになれば、その時点で神様の願いが達成されます。宗教対立や争いもなく平和が確立されます。それは神様の主権の回復を意味します。
米国には全世界の人々を導く責任があると、世界に宣言いたします。しかし、米国は武器で導いてはなりません。それは真の愛と生命と血統を基盤に、他者のために生きることでなされなければならないのです。ワシントン・タイムズ、UPIはじめ、その他主要メディアが宗教、思想の枠を超え、天からの崇高な命令を受け入れ、人類を導く使命を推進することを願っています。(5月21日、ワシントン・タイムズ創刊20周年記念晩餐会でのスピーチ、ヒルトン・ワシントン・ホテル=要旨、(3面に関連記事)



コメント