国際勝共連合 機関紙 思想新聞は創刊56年 通巻1898号 (令和8年5月1日)

世界平和連合石川県連合会 設立大会に300人が結集

思想新聞2001年10月1日号

家庭は宇宙の中心、天運と一致する基盤
 青少年健全育成を目指す法的基盤作りを

 世界平和連合(FWP)石川県連合会設立準備会は去る9月16日、FWP石川県連合会設立記念大会を開催し、会場の金沢シティモンドホテルにおよそ3百人が結集した。小山田秀生FWP会長が「世界平和と日本の使命」と題して特別記念講演を行った。

念願の発足を果たしたFWP石川県連合会の設立記念大会(9月16日金沢市、金沢シティモンドホテル)

 設立大会ははじめに、司会の久井茉莉子さんによる開会宣言に続いて、中口清栄・FWP理事(前小松市議会議員)が挨拶し「故久保木修己会長のころから、皆さんとともに平和運動に取り組んできた。このたびの米国でのテロ事件を通じて、いまだ平和が脅かされていることをひしひしと感ずる。人類の平和のために、文鮮明総裁の提唱されている理念に基づき、手を取り合って前進しよう」と述べた。
 主催者を代表して流鏑馬大徳(ひろのり)本部長が登壇し「民族、宗教、環境問題など多くの問題が世界には山積している。世界平和連合の創設から十年、日本でも五年が経過した。そしてようやく石川県でも創設することとなった。ここまでご努力いただいた皆様に感謝する。今日は小山田会長を迎えてメッセージをうけ、今後自分が何をすべきかを考えながら傾聴したい」と語った。
 来賓紹介、祝電披露の後、小山田秀生・世界平和連合会長が特別記念講演として「世界平和と日本の使命」をテーマに語った。その中で会長は「新世紀の出発は、新千年の出発でもある。今後1000年を迎えようとする象徴的問題が多発している。このたびのテロ事件の背景にも多くの問題がある。歴史の根源に立ち返らなければ本質的解決はない」と指摘し、一時の感情に流されることのない、歴史的、本源的解決を目指そうとする視点を持つべきであることを訴えた。
 そして、「20世紀の総括をすれば、三つの特徴と二つの大きな謎が挙げられる。第一に戦争の世紀であったこと。第一次、第二次大戦、その後の冷戦、さらに宗教、民族紛争とつづいた。今回のテロは、これまでの戦争の概念をはるかに超えている。この解決は、敵を明確に定めた上で、他のイスラム世界とを分離しなければならない。民間人を巻き込むような報復は問題をさらに拡大させることになるので、慎重に取り組まねばならない。第二は科学技術の顕著な発展であり、プラスの側面だけでなくマイナス面も大きく、それを使う人間の価値観が問題となってくる。第三は伝統的価値観の崩壊であり、とりわけ日本人の精神的退廃は著しい。
 二つの謎の一つは、共産主義の急速な拡大、そして70年を経ての急速な滅亡である。これは民主主義の勝利ではない。動機と方法論が間違っていた共産主義の自壊現象である。体制としての共産主義は終焉したが、思想としての宗教としての共産主義はのこっている。残存する共産主義は、家庭の破壊、青少年の破壊を目指すものであり、性解放理論を筆頭とする変形共産主義である。
 二番目の謎は、なぜ第二次大戦において負けたはずの日本とドイツが戦後奇跡的復興をなし、勝ったはずのフランスと英国が衰退したのかということであった。この謎の背景には、人間の目にみえない、天運、天道があるといわねばならない。FWPがつくられた目的は、国、世界と天運を一致させようとする運動である」と述べた。そして、天運の中心は家庭にあると指摘し、「ために生きる道が天運にかなった道であり、家庭こそ宇宙の根本。家庭にこそ天運と一致する基盤がある」と語り、「家庭の価値をもう一度見直すことこそ、日本と世界が天運を引き寄せる根本的実践である」と強調した。さらに共産主義との戦いが残っており、それは「家庭問題、青少年問題と関わる文化闘争である。青少年健全育成をめざす法的整備をなさねばならない。スパイ防止運動を行ったときよりさらに大きな運動を展開しなければならない」と締めくくった。
 続いて、準備会事務局より、中村勲議長をはじめとする、FWP石川県連合会役員案が提示され、承認された。小山田会長より委嘱状が授与された後、中村勲議長が挨拶し「スタートにあたり、すでに活動を展開している連合会に追いつき、追い越せの気構えで出発したい。市議会議員時代から国際勝共連合の活動に参加してきた。小山田会長の講演を聞きながら、ものの見方考え方を再確認することができた。大切なことはこの運動を、県民市民に広めていくことである。意思統一をして出発したい。このたびのテロ事件に対して、米国中心に国際社会が立ち上がろうとしている。報復戦争になってはいけないが、日本が国際社会の一員として一定の役割を果たしうるようにならねばならない。憲法改正を含む国民運動の展開も必要であると実感する。皆さんとともに新たな気持ちで、大きく外に向かって出発したい」と力強く挨拶した。
 大会決議採択、事務局よりのお知らせにつづいて、山下岩雄・元加賀市議会議員による閉会の挨拶をもって終了した。

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