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「新世紀を拓け 救国救世全国躍進大会」開く

【思想新聞2001年4月15日号 トップ 全国大会】

家庭を基盤に愛の権利の確立を

大塚克己世界平和連合会長が講演

救国救世全国躍進大会には国会議員多数を含む約700人の有識者が参加 (4月5日東京・港区、虎ノ門パストラル)

 新世紀を迎えてもなお続く閉塞感を打破し、世界から信頼される道義国家・日本の創建を目指して、去る4月5日、「新世紀を拓け『救国救世全国躍進大会』」〔主催=世界平和連合(FWP)・国際勝共連合(IFVOC)〕が東京・港区の虎ノ門パストラルで開かれた。大塚克己・世界平和連合、国際勝共連合会長が基調講演をし、平日にもかかわらず、会場には、与野党の国会議員多数を含む各界各層の有識者約700人が参加した。

 司会による開会に続き、まず明治薬科大学元理事長で、世界平和連合理事の高橋正二氏が主催者を代表して開会の挨拶を行った。現在の政局の混迷と我が国への「諸外国の愛想づかし」は、国益を忘れ党利党略に走る政治家が招いたとする一方で、「マスコミは、“世論調査”のわずかなデータを持って国民世論と断じている。それが政局にも影響を与えている」と述べ、偏向した一部マスコミの姿勢を批判した。
 国歌斉唱後の来賓挨拶において、参加諸団体を代表し、世界平和超宗教超国家連合(IIFWP)日本共同議長で、衆議院議員の菅原喜重郎氏が祝辞を述べた。現在は平和への信念が危機に瀕していると指摘し、文鮮明総裁が提示された平和文化建設のビジョンに賛同すると述べると共に、「平和は誰もが願っているが、その実現に向け実行する人を見出すことは極めて困難。救国救世の哲学とビジョンを持って行動される皆さんは日本、アジアそして世界の希望である」と激励した。
 祝電披露に続き、活動報告を増記代司世界平和連合教育局長がおこない、全国縦断会長講演会、国連での「アセンブリ2000」をはじめとする各種国際会議参加、韓半島南北統一への支援、国民運動としての共産党批判ビラ配布、青少年健全育成の為の法整備運動などについての成果を報告した。

 続いて大塚克己会長が登壇し基調講演をおこなった。「少子化問題」「青少年問題」「(韓半島の)南北統一問題」を取り上げながら、共通のテーマは家庭と愛の復権にあると強調、21世紀の日本と世界が進むべき方向性を示した。
 まず、現在の政治、政党の液状化と日本自体の危機を指摘する一方、戦後教育における個人偏重が家庭や社会のアトム化をもたらしていると述べた。大塚会長は少子化について、「この問題を私達はもっと深刻に受け止めるべき時にきている」とのべ、社会の高齢化と共に進展するこの動きは、「欧米が百年かかったものを、日本は10年、20年というものすごいスピードで実現しようとしている」と指摘し「確実に医療費の増大や国家財政に過大な負担を与えることとなる」と強調した。少子化の背景として「夫婦が、自らの物質的欲望の為に子供を持たなくなったから」と指摘。「家庭における愛の尊さ、そこから生じる喜びが失われた結果だ。家庭を重要な問題として考えざるを得ない」と述べた。さらに21年前の大平内閣の時に、家庭基盤の充実に関する対策要綱の提案がなされたことを指摘し、「家庭が社会の単位であり、人格が養われ、道徳が養われ、社会の為、世界の為、あるいは国の為に犠牲になろうとする精神が養われる」と記されていたと強調した。
 さらに大塚会長は、「青少年問題も、家庭問題と密接にかかわっている。政治や学校の力だけでなく、家庭を立て直していく以外に方法はない」と重ねて訴えた。
 韓半島の南北統一に関しては、「政治、経済、軍事の力では、南北統一はむずかしい」とした上で、「抽象的・観念的と考えられるかもしれないが、文鮮明総裁が提唱するように、『真の愛』によってのみ実現が可能だ。人間の心から発する動機が、憎しみではなく『共に生きたい』という愛が先立つ思いにならなければ、統一は実現しない」と語った。
 また、大塚会長は日本の労働市場の開放は不可避であるとの見解を示し、「心の中から国境線を撤廃し」、「外国人を受け入れる準備が必要」と述べた。「その試金石として、日本は、お隣の韓国と真の愛の関係を結ばなければならない。心の中から国境線を撤廃し、新しい国際化に備えるべきだ」と訴えた。
 最後に、人権の前提となる愛の権利の確立、純潔運動と共に青少年健全育成の為の法整備運動の重要性を確認し、文鮮明総裁が、真の愛を中心とする家庭の価値を全米五十州で巡回講演しておられることを紹介し、同様に私達も、決意を新たに出発しなければならないと訴えた。
 功労者表彰、横田浩一事務総長による運動方針発表のあと、滋賀県連合会山嵜徳三郎名誉議長による万歳三唱をもって大会は閉会した。第二部では、懇親会が開催され、救国救世の熱情と決意に満ちた挨拶が寄せられていた。

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