国際勝共連合 機関紙 思想新聞は創刊56年 通巻1896号 (令和8年4月1日)

世界平和連合(FWP)大分県連合会一人一人が「平和大使」の自覚を

【思想新聞2001年12月1日】【活動 大分】

設立一周年記念大会を開催
小山田会長迎え300人が結集

 世界平和連合(FWP)大分県連合会は11月25日、別府市内の大分ニューライフ・プラザにおいて、「FWP大分県連合会創設一周年記念大会」を開催した。基調講演者に小山田秀生・FWP会長を迎え、約300人の参加者らは、世界と日本の行くべき道を聴いた。

 初めにFWPの活動を紹介したビデオ「世界平和への道」(新バージョン)を上映後、司会(安藤正隆FWP理事)による開会が宣言された。
 国歌斉唱の後、主催者を代表して山村忠雄・FWP大分県連合会議長が挨拶し、「大塚前会長を迎えた設立大会からはや1年。テロ事件を契機にアフガン空爆が始まり、混沌の中にある今ほど、人類の悲願である世界平和が期待されているときはない。小山田会長のメッセージを学び、私たちの運動を力強く進めていきたい」と語った。
 続いて来賓を代表し、地元県議が挨拶に立ち、「明治初期、岩倉具視らの欧米視察団は新しい日本を造る為、2年近くもの間日本を留守にし欧米の司法・行政・政治・産業を学んだ。今新時代を切り拓く為に、平和の理想について学ばなければならない」と述べ、講演会の意義を強調した。
 また地元市議は、「FWPの方の『日本には青少年を健全に育成する法がない』との一言が私の活動の中心課題となり地域活動に取り組んできた。幾つかの成果は皆さんと共に挙げえたと思う」と、今後も青少年問題への抱負を語った。
 大分県連合会の活動報告を高橋正道副議長が行い、これまで「世界思想の勉強会をベースにした定例会」「日韓トンネル視察ツアー」「隔月の郷土大学」などを実施、大きな成果をあげたと紹介した。
 この後、FWP創設者、文鮮明総裁のメッセージの紹介に続き、小山田秀生・FWP会長が「世界平和と日本の行くべき道」と題し講演。その中で会長は「新世紀・新千年の出発を象徴する問題が多発している。今回のテロ事件の背景にも多くの問題があり共産主義とも共通する憎悪と怨念や宗教的背景など、歴史の根源に立ち返らなければ本質的解決はない」と指摘、感情的に流されず歴史的、本源的解決を目指す視点を持つべきであることを訴えた。
 そして、「20世紀を総括すると3つの特徴と2つの謎がある。第一に戦争の世紀。2つの大戦、その後の冷戦、さらに宗教、民族紛争と続いた。今回のテロは従来の戦争の概念を遙かに超えた。この解決は、敵を明確に定め、他のイスラム世界とを分離しつつ、過度の報復に対して慎重な姿勢が必要だ。第二は科学技術の顕著な発展で、プラスの側面だけでなくマイナス面も大きく、それを使う人間の価値観が問題。第三は伝統的価値観の崩壊で、こと日本人の精神的退廃は著しい。
 2つの謎の1つは、共産主義の急速な拡大と70年を経た後の突然の滅亡。民主主義の勝利ではなく動機と方法論が過った共産主義の自壊現象だ。体制としての共産主義は終焉したが、思想・宗教としての共産主義は残っている。これは、家庭破壊、青少年の破壊を促し、性解放理論を筆頭とする変形共産主義だ。
第2の謎は、なぜ第二次大戦敗戦国の日独が戦後奇跡的に復興し、勝った英仏が衰退したのかだ。この謎の背景には、目に見えない天運・天道がある。FWP創設の目的は、国、世界と天運を一致させようとする運動だ」と解説。そして、天運の中心は家庭にあると指摘し「為に生きることが天運に適った道で、家庭に宇宙の根本、天運と一致する基盤がある」と、家庭の価値の復権により日本や世界が天運を引き寄せられると強調した。さらに「今後の戦いは家庭問題、青少年問題と関わる文化闘争。青少年健全育成のための法整備をめざしスパイ防止法制定運動を超える運動を展開しよう」と訴えた。
 最後に「FWPも支援する世界平和超宗教超国家連合の目指すのは国連の刷新。新たな機構として宗教議会を結成し、超宗教、超国家的理念をもち、国益を越えた人類的視野に立つ宗教指導者等によって構成される。既存の国連大使と共に、世界に派遣される国連国際大使として国連の平和理念で実践する人々を立てる。その準備として各界各層、地域から国家、世界レベルで活動する『平和大使』の任命を進めており皆さん全員が受けていただきたい。平和を語るだけでなく、実践する者となりましょう」と訴え、講演を締めくくった。花束贈呈に続き「平和大使」九人の任命式が行われた。小山田会長の基調講演で新しい指針を得て、全参加者は希望に燃えて決意を新たにしていた。

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